低血圧について知っておきましょう

低血圧とは動脈圧が異常に低い状態のことです。
一般に収縮期血圧が常に100mmHg以下の場合をさします。
原因不明の本態性低血圧、臥位から立位への体位変換で血圧が20~30mmHg以上低下する起立性低血圧、基礎疾患や薬剤などはっきりした原因で起こる症候性低血圧の三種類に分類されます。
めまいや倦怠感、失神、肩こり、動悸などの症状がみられることがありますが、多くは無症状です。
男性より女性の方が多いです。
低血圧の改善には生活習慣の見直しが必要です。
十分な睡眠をとって適度な運動を行い、バランスのよい規則正しい食事を摂ることが大事です。
また、下半身の血液貯留を防ぎ、静脈還流を増やす目的で弾性ストッキング等を装着するとよいです。
なお、症候性低血圧の治療は、基礎疾患の治療や原因薬剤の服用中止が優先されます。
自覚症状のない本態性低血圧は一般的には治療の対象にはなりませんが、精神安定剤で改善する場合もあります。